2013年3月21日木曜日

321の一言

お彼岸なので、お墓参りや本家へご挨拶された方も多いと思うな。ご先祖様から受け継いだことを「遺伝」というな。でもな、この「遺伝」というのな、あんまりええ意味で使われんような気がするな。例えばな、「がん」になっちまった、というとな、「親もがんだったから。遺伝ですわ。」。「腎臓が悪い」というと、「祖母もそうだったんですよ」ってな。

「遺伝」って、なにか悪いものを引き継いでしまった、みたいなな、そんな感じに聞こえるぞ。でもな、ご先祖様が子孫に悪いものを残そう、なんて思っていないぞ。最近は、虐待とか色々あるがな、わが子が健やかに育って欲しいって願う親のほうが基本多いはずだな。でなければ、一族が滅んでしまうからな。親の親、そのまた親、、、ご先祖様だってな、子孫繁栄を望んでいるほうが多いにきまっとる。

ええ「遺伝」のほうが、多いんだぞ。病気になるとな、どうしても、誰かのせいにしたくなるな。親が悪い、ご先祖が悪い、遺伝のせいだ、って思いたくなるな。もちろん、「遺伝」ですい臓がんになりやすい、とかそういう場合ももちろんあるぞ。でもな、本来は、ご先祖様は子孫を守ってくれるもんだし、守りたいって思ってな、守護霊となっているんだぞ。

まあ、霊なんていうとな、また誤解されてしまいそうだがな。目に見えん世界っていうのもあるんだぞ。

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