易学師、足ツボ治療師の 秋山経慈先生を慕うファンのブログです。秋山経慈先生は、仏教医学をベースに独自の足つぼ治療、薬草蒸し治療などで、糖尿病、婦人科系、通風、リウマチ、アトピーなど慢性疾患で長年悩んでおられる患者さんの助けに、と東奔西走。これまで20年以上栃木県佐野市を中心に「自然治癒力、自己回復力をうながす施術」で延べ5万以上の施術を行なっています。なお、このブログは秋山先生が書いているわけではありません。秋山先生の施術にご関心の方は、電話 08016468633 まで。
2013年5月29日水曜日
529 おかげおかげのげ
3.11で栃木から岐阜に移ってくる時に、栃木の人たちに岐阜ではお客様も仕事も出来ないし、食べていけないよ、と言われた。
2年過ぎたけれど、ちゃんとやっていけている。
これは私の腕がええからだ、などと自惚れたら、もうお終いだな。
料理人には「そめちどう」といってな、道を極めるには、5つの要素を完璧にしなくてはあかん。
そ=素材、め=目利き、ち=調味料、ど=道具、う=腕。
それぞれ一通りできるようになるには10年ずつくらいかかる。だから、50年はかかる。それは一通りできるだけの話でな、道を究めるなんて、10年そこらじゃ容易ではないということだ。
しかも、「腕がええ」なんてのはな、優先順位でいえば、「そめちどう」の一番最後なんだ。
「腕を磨く」ことはもちろん大事だが、その前の4つの要素をきちんとやっておけよ、という教えだな。
私の場合は、人の健康改善に尽くす、ということでいえば、「私の足つぼの押し方がええ」、とか、「私の腕がええからだ」、なんて考えは浅い浅いもんでな、そんな考えなんかあかんということだ。
ところで、岐阜には滋賀や伊勢の商人が行き来してきてて、そこから「おかげさん」という考え方が浸透しとる。
「オレが、オレが」の我(が)を捨てて、「おかげ、おかげ」の下(げ)で生きる」
こういう生き方しとる人たちのおかげでな、今日もある。そのほうが幸せな生き方ができるんじゃないかな。
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